ミネラルウォーターのことを知ろう! ミネラルウォーターの性質と影響

ミネラルウォーターとは

ミネラルウォーターの歴史

ミネラルウォーターは、元々、生水の硬度が高すぎて飲料用として向かない場所が多い欧諸国において、飲料用として消費されていたものです。


欧米では、飲料用に適する上水道の他に、飲用には適さないが、洗濯や入浴用の生活用水としては用いられる中水道という上水道と下水道の中間のような水道が存在している地域が多くあり、水道水が必ずしも飲料用に適しているとは限りません。


そのような理由から、風味の良い地下水をボトリングしたミネラルウォーターが、飲料用として多く市販されています。


ヨーロッパ諸国では、その年間消費量は、日本の約200倍であると言われています。ミネラルウォーターの歴史が長いECには、ミネラルウォーターの基準が制定されています。


日本では、1994年夏の猛暑による水不足、1995年の阪神淡路大震災、発がん性物質混入やカビ臭気などによる水道水への不安、おいしい水への関心、そして2011年の東北関東大震災などの影響により、その需要は右肩上がりに伸びています。近年では、全体の消費量の90パーセント近くを家庭用が占めているというデータもあります。


日本では、その歴史が浅かったことから、ミネラルウォーターの定義や分類もあいまいなままでした。食品衛生法では元から清涼飲料水として扱っていましたが、1990年に農林水産省から「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」が示されました。


日本でのミネラルウォーターの記録は、1880年頃、「東京絵入り新聞」に、現在の京都府、山城の国から湧いた水で「山城炭酸水」という水の広告が掲載されています。これが日本におけるミネラルウォーターの市販物で一番古い記録と言われています。