ミネラルウォーターのことを知ろう! ミネラルウォーターの性質と影響

水に関して

おいしい水、良い水とは

水は私たちの生活には欠かせないものです。飲み水としてだけではなく、料理、洗濯などの家事、工業用水、農業用水、水力発電など無くてはならない大切なものです。日本では、滝のしぶき、川の流れる音、ししおどしなど、音や風景をたしなむ文化としても古くから特別なものとして扱われて来ました。


漢方の世界では、水は医療用としても使用され、滝の水、川の水、塩水、薬草を浮かべた水など、その病状により使い分けていました。また、水にはそれ自体に「力」がある、という考え方があり、世界中の文化に登場する神々にも水の神が登場し、人々はその存在を崇めて来ました。


「おいしい水、良い水」とはどのようなものでしょうか。それは、目的や好みによっても違います。


「身体に良い水」と言っても、その身体の特徴によっても違って来ることでしょう。腎臓の機能が弱くなっている高齢者や腎臓の機能が未発達な乳幼児には、カルシウム硬度の高い水は負担をかけます。


また、塩素に弱い人、アトピー性皮膚炎の人などには、塩素の強い水道水では、肌が乾燥しすぎたり、痛んだりすることもあります。目的に合った選択が必要でしょう。


日本の厚生労働省では、1985年(旧厚生省)に、その諮問機関である「おいしい水研究会」が、おいしい水の要件をまとめました。水温、残留塩素、硬度、蒸発残留物、遊離炭酸、渋味、においなどの各項目について、一般的にこの値に適合している水道水であれば、多くの人がおいしい、と感じる基準になる、というものです。


また、環境省では、1985年(旧環境省)に、日本全国の「名水」とされる100か所の湧水、地下水、河川を選びました。2008年には新たに「平成の名水百選」が選定されました。